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多摩版 公開:2016年4月7日 エリアトップへ

「大学連携型」高齢者住宅いよいよ着工 全国初「日本版CCRC」として注目

社会

公開:2016年4月7日

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厳かに執り行われた地鎮祭
厳かに執り行われた地鎮祭

 桜美林大学の100%出資会社「(株)ナルド」と、多摩市等でサービス付高齢者住宅「ゆいまーる中沢」「ゆいまーる聖ヶ丘」を展開する「(株)コミュニティネット」が手掛けるサービス付高齢者住宅「町田ヒルズハウス(仮称)」。「日本版CCRC」として注目を集めている同施設の建設計画が現在、多摩市にほど近い町田市小山ヶ丘で進められており、3月30日には関係者が見守る中、盛大に地鎮祭が執り行われ、いよいよ着工が開始されることとなった。

 町田ヒルズハウスは、「生涯学習と産学官協同の事業拠点」「大学連携型高齢者ビレッジ」「地域の交流と雇用を生み出す多世代コミュニティ」を基本コンセプトにした、サービス付高齢者住宅。「(株)コミュニティネット」がプロデュースをし、「(株)ナルド」が事業主体を担う。

 こうして大学と連携してつくられる高齢者施設は、日本国内では珍しく、介護福祉の先進国であるアメリカで導入されている「CCRC(継続的な介護付・リタイヤメントコミュニティー=高齢者住宅」の「日本版」「大学連携型」として、国内で注目を集めている。

地鎮祭に30人

 地鎮祭には、(株)コミュニティネットをはじめ、(株)ナルド、桜美林大学や、設計、施工会社ら総勢30人が出席する中、厳かに執り行われた。

 その席で、(株)ナルドの秋山孝明代表取締役は「皆さまの協力を得てこの日を迎えた。工事は事故のないように開設を迎えたい」と挨拶。(株)コミュニティネットの戸田達喜専務取締役は「町田ヒルズハウスのプロジェクトが、日本初の大学連携のモデルとなるよう、成功するためにも(株)ナルドと共に一緒に進んでいきたい」と意欲をみせ、桜美林学園の佐藤東洋士理事長は「この小山ヶ丘の地で日本版CCRCの企画の一歩となる新しい取り組みに期待している」と期待を寄せた。

 なお、竣工は来年の3月の予定だという。

現地見学会開催

 4月11日(月)・28日(木)には現地見学会を開催。また、町田ヒルズハウスについて意見交換を行う「町田小山ヶ丘で暮らし続けるしくみをつくる会」も4月26日(火)に桜美林大学・多摩アカデミーヒルズ(落合)で開催される。

 施設や見学会等についての問い合わせは、一般社団法人コミュニティネットワーク協会【フリーダイヤル】0120・352・350へ。

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