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多摩市華道連盟の会長を務める 下田 幸花さん 桜ヶ丘在住 82歳

掲載号:2016年7月7日号

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花と歩んできた60年

 ○…多摩市教育委員会と共催して、市の文化財・旧富澤家で縄文時代等の土器と生け花のコラボ展を開いた。生け花で使われることがない土器という花器。当時咲いていた花が何かわからない中で、どんな花を生けたらいいか。土器を見せながら、花を魅せる。そこに悩みながら、連盟のメンバー16人と試行錯誤した。「土器とのコラボはこれで3回目。段々とコツがわかってきて、みんな良くなりましたね」と笑顔で語る。

 ○…1973年に多摩市茶華道連盟が設立。その後、それぞれが分かれ、教室を主宰する先生たちが集まって華道連盟を改めて発足された。80年に会長に就任し、以来、長年にわたって連盟のかじ取り役を担ってきた。朝顔市や多摩市文化祭での展示、連盟独自の展示会など市内のイベント等に参加するだけでなく、研修会や親睦会などの活動を行う。「みんな流派は違うけど、根底にある『花を魅せる』というのは一緒。みんな仲良く、楽しんでいます」

 ○…20歳の時に、友人が習っていた影響から、生け花を始めた。流派は、形にこだわらず、自然な形で自然に生けるという「広山流」。20代で、免状を取り独立。結婚を機に多摩市に来て、人に教えるようになった。これまでに教えてきた生徒の数は100人以上。出した免状も数知れず。「こんなに長く続くとは思っていなかった。ずっと好きだったからなんでしょうね。生ける花も野や庭に咲く花も心が癒される。それが一番」とほほ笑む。

 ○…現在は、娘夫婦と孫と暮らす。NHK文化センターや老人ホームなどで生け花の講師を務める。家で本を読んだり、TVを観るのが楽しみで、西村京太郎や松本清張が好きだとか。「ミステリーが好きなんです」と茶目っ気たっぷりに笑う。「娘が面倒見てくれるし、やりたいことをやらせてくれる。今本当に幸せです」。年齢を感じさせないその笑顔は、生ける花と同じように輝いていた。

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