今夏、リオデジャネイロ五輪・パラリンピックに出場した多摩市ゆかりの選手を招いた「リオ2016大会 感動をありがとう!イベントinTAMA」が10月17日、パルテノン多摩で開催され、新体操団体で8位入賞した畠山愛理さん(市立聖ヶ丘中学校出身)、車いすマラソンで4位入賞した土田和歌子選手(連光寺在住)に貝取保育園の子どもたちから手作りの感謝状と金メダルが贈られた(同実行委員会主催)。
スポーツは力・自信になる
阿部裕行多摩市長から花束と記念品が贈呈された後、トークショーが行われ、2人はリオ大会のこと、世界で戦うまでの話、競技の魅力について語った。
畠山さんは「家族、友達、たくさんの方々に支えられて五輪の場に立てた。それを力にかえることが出来た」と笑顔を見せ、「チームで競いながら、支え合いながらやっていく素晴らしさ、勝った時の嬉しさや負けた時の悔しさはスポーツでないと感じないこと。これからの人生、スポーツは必ず力になるし自分の自信にもつながると思う」とスポーツの力について語った。
2020年挑戦したい
土田選手は7回目の出場となったリオ大会を「回数ではなく、結果がすべて。今回トップと1秒差の4位は悔しさもあるが、皆さんの後押しもあり、納得のレースはできた」と振り返り、今後については「2020年に向けて始まっている。私も一日一日競技レベルを上げて挑戦していきたい」と語った。また当初出演予定だったシンクロナイズドスイミング団体で銅メダルを獲得した小俣夏乃(かの)選手(国士舘大学)もビデオレターで来場者に五輪での応援に感謝の言葉を述べた。
最後に畠山さんは「改めて地元の方々の力を感じたし、心のこもったメダルや感謝状をいただけて嬉しかった」と話し、土田選手は「地元でこうしたイベントを開催していただき皆さんの温かい気持ちが伝わってきて感謝の気持ちでいっぱい。改めて支える力を知れたイベントだった。その力をパワーに変えて選手として活躍し、2020年に向けて皆さんで盛り上げていけたら」と振り返った。
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