多摩市選挙管理委員会は3月7日、東愛宕中学校で模擬投票の授業を行った。
市選管では、子どもたちに選挙の仕組みや投票の意義を知ってもらおうと、これまでに主権者教育の一環で、独自に考案した「給食大臣」を選ぶ模擬投票の授業を小学校で行ってきた。
今回は、初めて中学校で実施することから、生徒に興味を持ってもらえるようにと「国際交流大使」を選ぶという設定で行った。
「世界の若者と交流・友好を深めていくために、日本のどのような文化や良さを発信していくか」を争点に、市の若手職員扮する立候補者役が「アニメ」「ファッション」「スポーツ」「ゲーム」といった日本独自のコンテンツを使ったそれぞれの施策を掲げ演説。生徒が各候補者の応援演説も行った。また生徒たちから候補者に「当選したらまず何に取り組むか」「若者だけでなく年長者への取り組みは」などの質問があがった。その後、実際の選挙で用いる機具を使って生徒自らが名簿対照と用紙交付を行い、投票。開票作業も生徒自身が行った。
今回の体験を通し、生徒からは「今回の体験で何も知らないまま選挙に行って恥をかくことはないかなと思った」「選挙のことが少しわかった」と感想を話していた。市選管では、「応援演説も自分の言葉で行ってくれた。投票に行くことの大切さを少しでも理解してもらえれば」と話していた。
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