犯罪や非行のない明るい社会を築こうと、法務省が主唱し全国規模で行われている「社会を明るくする運動」。多摩市では、日野・多摩・稲城地区保護司会多摩分区、同更生保護女性会多摩分区を中心に、阿部裕行多摩市長が推進委員長を務める同運動推進委員会が中心となり、毎年7月の「海の日」に啓発パレードを実施している。
今年は、7月17日(祝)に開催。6月9日には開催に先立ち、参加団体の代表者ら約50人が集まり、推進委員会を実施。事前説明などが行われた。
熱さ対策を
冒頭、推進委員長の阿部市長は「毎年パレードを午後に開催しているが、今年は午前中にスタートする。私たちが多摩のまちの中で力を合わせて犯罪を起こさせない、たとえ起こしてもしっかり引き受けながら更生するという道を共に作っていきたい」と挨拶。その後、保護司会多摩分区長の紀初子氏=人物風土記で紹介=から同運動の趣旨や、「犯罪や非行のない安全・安心な地域社会を築くための取り組みを進める」という行動目標などの説明が行われた。
また、昨年中学生が救急搬送されたことを受けて、今年は暑さ対策としてパレードを午前10時40分から11時10分までに変更、ルートをパルテノン多摩大階段前から多摩センター駅までの往復約500mに短縮すること、救護所の設置、雨天時の連絡方法等について確認を行った。紀分区長は「今年も多くの人に参加してもらうことができる。こうした啓発パレードで少しでも多くの方に運動を理解してもらえる機会になれば」と話している。
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