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多摩版 公開:2017年7月6日 エリアトップへ

英語弁論都予選で優勝 多摩大聖ヶ丘・正木向日葵(まさきひまわり)さん

教育

公開:2017年7月6日

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スピーチ原稿を手にする正木さん
スピーチ原稿を手にする正木さん

 「第37回高校生英語弁論大会・東京都予選」(東京都国際教育研究協議会主催)が6月10日、都立練馬工業高校で行われ、多摩大聖ヶ丘高校2年の正木向日葵さんが優勝した。

 毎年多くの高校生が参加し、関東甲信越静大会、さらには全国大会へとつながる同大会。国際理解や国際交流、国際協力、多文化共生、国際ボランティア活動等に関するものであれば演題は自由で、自身の体験を通じて考えたことや意見などを、4分30秒以上5分以内に英語で発表を行うという規定の中で行われる。

 正木さんは「英語で話すことが好きでスピーチの大会に出たことがなかったので」とESS部の後輩に誘われて出場を決めた。

 発表した弁論の演題は『Power of the smile』。正木さんは「小さい頃からダンスを習い、舞台に出た時に1人の女の子が英語で笑いかけてくれてその笑顔が印象に残っていた。そこで笑顔の力を学ぶことが出来た。それを伝えたいと思った」と演題を選んだ理由を語る。

 原稿は提出期限の3週間ほど前に書き始め、顧問の藤沼隆一教諭に添削してもらって仕上げた。本番で原稿を読まずに自分の言葉で伝えようと1日に何度も練習を繰り返したという。

「信じられなかった」

 迎えた本番当日。19人が参加する中で、正木さんの出番は”大トリ”。「発音やジェスチャーがすごい人がいっぱいだった」と出番を待ち、「表情は意識した。優勝を狙うというよりも、その場で審査員に自分の思いを伝えようと思った」と終始笑顔でスピーチを行った。その結果、優勝者として最後に名前を呼ばれた。「絶対に無理だと思っていたので、信じられない気持ちだった」と正木さんはその瞬間を振り返る。

 次は、関東甲信越静大会。ここで地区代表に選ばれると8月に岩手県花巻市で行われる全国大会への出場が決まる。「笑顔の力を伝えていきたい。将来はこれというものは決まっていないけど英語を活かした仕事に就きたい」と目標を語った。

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