一般社団法人LCS(生活文化スポーツ推進事業協会)が主催する「自転車安全走行講習会」が7月8日、永山小学校、多摩第一小学校でそれぞれ開催された。
自転車を利用する機会が増える夏休みを前に、子どもたちを事故から守ることを目的に、市内の小中学生だけでなく、その保護者やスポーツ等の指導者を対象に毎年実施している同講習会。今年も、両会場に合わせて約255人が参加して行われた。
当日は、多摩中央警察署の協力のもと、校庭では信号機やスラロームなどが置かれたコースを使った実技指導の他、ヤマト運輸(株)による死角の確認、武蔵境自動車教習所による回転衝撃体験、トヨタ西東京カローラによる保護者向けの自転車保険の説明などが行われた他、体育館では安全利用5則の講話、東急自動車学校による自転車シミュレーターを使った危険予測などを体験した。
主催した同団体の小泉良司代表理事は「今回は一般からも50名程度参加があり、少し前進した。市内各校にポスターなどを用意して一人でも多くの子どもたちに周知されることを期待しているが、掲示さえしてもらえない実情もあり残念。すべての子どもたちと保護者に平等に告知できる講習会として根付かせるまで努力していきたい」と今後に向けて意欲を語った。
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