ヤマト運輸(株)と国土交通省国土交通政策研究所は10月の1カ月間、多摩市の後援を受けて、高齢者の出歩き促進に向けた実証実験を行っている。
この事業は、外出移動に不安のある高齢者に対し、安全な移動手段の確保、移動の疲労を軽減すると同時に、外出意欲を誘引する機会を創出。併せて意識調査を行い外出ニーズを把握することで、今後地域で元気に暮らし続けていくための出歩き促進について検討していくことを目的としている。
実証実験は、10月の毎週火曜日と木曜日の午前と午後の2回実施。貝取・豊ヶ丘・永山・諏訪地域に住む65歳以上で、要支援1〜2認定までの自立歩行が可能な人を対象としている。
10月10日の午後の回には、5人が参加。ネコサポステーション永山を集合場所に、多摩センターへ移動。お茶や買い物など各自が自由時間を過ごした後、ココリアホールで「オレオスフィットネスクラブ」の健康運動指導士・飯田静香さんの指導による「からだほぐし体操」を体験した。
今回参加した男性は「今回の体操のようなものに参加したのは初めて。こういう機会があれば、家にいる妻も喜ぶと思う」と感想を話した。ヤマト運輸・ネコサポステーションの渡辺桂祐支店長は「事業に参加された方々にイベントや買い物を楽しんでもらえた。外出するきっかけづくりとして、この事業が役立ててもらえたら」と話している。
なお、同事業は、10月24日(火)・26日(木)の午前と午後にも実施予定。イベント内容など詳細については、ネコサポステーション永山【携帯電話】080・6609・2753へ。
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