市立落合中学校吹奏楽部マーチングバンドがこのほど、「第21回ボランティア・スピリット賞」の「首都圏・コミュニティ賞」に選ばれた。11月23日に全社協灘尾ホール(千代田区)で行われた表彰式にマーチング部長の石田夏萌さん(2年生)とオーケストラ部長の真壁悠さん(2年生)が出席し、賞状と銅メダルを受け取った。
「ボランティア・スピリット賞」は、ボランティア活動に取り組む12歳から18歳の青少年を支援するプログラムで、1995年にアメリカでスタート。97年から日本でも始められ、今年で21回目を迎えた。
今年は全国1万9972人の中高生から1229件のボランティア活動が応募され、首都圏ブロックの「コミュニティ賞」として26の団体と個人に銅メダルと賞状が贈られた。
落合中吹奏楽部マーチングバンドは「音楽を通じた社会貢献を」を理念に活動を行っており、今年1月に開催された「せいせき桜まつり」のプレ企画で東日本大震災で被災した福島県浪江町の中学生と交流・支援活動を行った他、歳末たすけあい運動の募金活動、保育園での慰問コンサートなどのボランティア活動を実施。その活動が評価されて、今回の受賞につながった。
今回の受賞に対し、石田さんは「これまで先輩たちが積み上げてきてくれたお蔭。先輩たちと先生に感謝したい」と話し、真壁さんは「これまでの経験が評価されて嬉しい」と喜んだ。顧問の早川功教諭は「音楽コンクールだけでなく地域に根差した活動が今回評価されて、生徒たちの自信になる。今後も継続して地域に根差した活動を行っていきたい」と話していた。
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