多摩版 掲載号:2018年2月8日号
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市民団体&多摩市 「地域猫」活動を知って 啓発へ市内各所で写真展

社会

毎日決まった場所でエサやりを行っている
毎日決まった場所でエサやりを行っている
 「地域猫活動を知っていますか」――。地域のノラ猫問題を地域住民やボランティア、行政が連携して解決し、人と猫とが共生する地域づくりを目指す活動だ。聖蹟桜ヶ丘駅周辺でその地域猫活動を行う市民団体と、多摩市が協働して、活動の啓発を目的とした「『家族になった猫たち』写真展」を2月9日(金)から12日(月)まで、関戸公民館7階市民ギャラリーで開催する。入場無料。

 「地域猫活動」の具体的な活動は、猫のトイレや、エサ、繁殖などを地域で適正に管理することで、飼い主のいない猫によるトラブルを減らし、地域の環境を改善していくこと。

 地域には、ノラ猫をかわいそうだと思う人がいる一方で、糞尿や鳴き声などで迷惑をしている人がいたりと、トラブルになるケースも多い。市コミュニティ・生活課によると「動物愛護及び管理に関する法律」等によってノラ猫を強制的に排除することは困難だという。

 そうした中で、聖蹟桜ヶ丘駅周辺で地域猫活動を行っているのが市民有志による団体「Seiseki Cats Meeting」だ。同団体は2016年9月に発足。東寺方・大栗川沿いにあったアパートが取り壊された後、9匹の猫が現地に取り残されノラ猫の集団ができたことがきっかけだった。春先に向けて爆発的に繁殖してしまうことを懸念し、避妊去勢手術活動などを開始。一方で、その費用を個人で賄うことの負担、地域の協力、市の助成金活用など様々な課題があったという。

 そこで、同団体のメンバー9人がそれぞれにできることをと、毎日決まった時間、決まった場所でのエサやりや清掃、トイレの管理などを実施。また、趣味や特技を活かして地域のマルシェなどで物品を販売し避妊去勢手術やエサ代の費用を捻出、地域猫を保護して人慣れをさせる、里親探しなどの活動を日々行っている。

「活動への理解・協力を」

 今回、企画した写真展は、同じように聖蹟桜ヶ丘駅周辺で地域猫活動を行っている「ねこたま庵」と多摩市との協働で、その活動を多くの人に知ってもらうことが目的。里親に引き取られた地域猫たちの現在の様子が収められた約100点の写真が展示される。関戸公民館の他、2月19日(月)〜23日(金)には多摩市役所玄関ホールで、3月7日(水)〜21日(水)にはゆう桜ヶ丘コミュニティセンターギャラリーでも開催される。

 同団体は「引き取られた猫たちの可愛らしい姿をぜひ見に来てほしい。地域猫は地域の問題。この機会にぜひ活動への理解と協力をお願いできれば」と話している。写真展の問い合わせは、市コミュニティ・生活課【電話】042・338・6803へ。

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