多摩市では今年6月から市内の一部地域でタクシーを活用した交通実証実験を実施する。実施に先立ち、5月10日(木)に愛宕かえで館ホール、11日(金)に乞田・貝取ふれあい館で説明会を開催する。時間は、両日とも午後2時30分〜、6時30分〜の2回。定員は愛宕かえで館は両回とも80人(先着順)、乞田・貝取ふれあい館は両回とも60人(先着順)。
今回、実証実験の対象となるのは、乞田、豊ヶ丘1丁目、愛宕1〜4丁目在住の20歳以上、および未就学児を育児中の19歳以下の人。今回の実験では、1回の乗車につき、320円の補助を受けることができ、利用は多摩市内のみ可。期間は8月末までを予定しているという。
ミニバスと比較
市では、市内の交通需要や地域の特性に配慮して交通不便地域を解消することを目的に、交通の運航に必要な情報収集を行うため、これまでにも交通実証実験を行ってきた。現在、2路線でミニバスが運行されており、昨年は多摩センター駅から多摩ニュータウン通りを通り、永山駅までを結ぶルートでミニバスの実証実験を実施した。
今回の実証実験は、昨年のミニバスの運行ルートと同じエリアに住む市民を対象にタクシーを活用して行うことで、交通需要、地域の特性、利用状況を比較して、今後の公共交通網の再編に活用していきたいという。
説明会への参加希望者は当日直接会場へ。詳細についての問い合わせは、市道路交通課【電話】042・338・6826へ。
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