多摩版 掲載号:2018年6月7日号
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関戸・一ノ宮コミュニティセンター運営協議会の会長を務める 片倉 満さん 一ノ宮在住 70歳

人の役に立つ喜びを胸に

 ○…創設30周年を迎えた「関・一つむぎ館」。5月27日に盛大に記念式典を開催した。健康センターの改修に伴い、4月から施設もリニューアル。節目を迎え、喜びもひとしおかと思いきや「めぐりあわせで30周年とリニューアルが重なっただけ。気持ちの変化はありません」と表情を引き締めたまま。ここに至る道程の困難さがしのばれる。

 〇…市内のコミセンの一号館として1988年に創設された。以降、他のコミセンは単独館として開館するも、複合館はここだけ。途中、ヴィータへの移転話も持ち上がった。そうしたハンディを乗り越えての30年であり、リニューアルだった。「多くの時間を費やした。ようやくハンディが埋められた」と胸をなでおろす。「土地に愛着を持っている人たちが多い。それがここの強み」と話すように、協議会と事務局が一体となり、異なる意見があっても何事も全館一丸で取り組むのが特徴だ。

 〇…会社勤めをしていた15年程前、周囲の勧めで協議会に参加。当時は地域との接点は少なく、やや斜に構えていたこともあったという。総務部でイベントの企画立案、事業予算の管理などに関わるうちに、これまでの知見や技能が活かされ、地域との交わりに喜びを感じるようになった。「自分が活かされ、人の役に立つ。まさにコミセンの大事な役割。健康でいる限り関わっていきたいですね」と笑みをこぼす。

 〇…会長の任期は来年3月まで。スタッフが気持ちよく、長く働ける環境づくりに取り組んでいきたいという。高齢化が進む今、医療、介護がセットとなるコミセンを理想に掲げる。複合館だからこそできる強みが活かされる。子どもから高齢者までが集い、ふれあう場所。そうしたコミセンづくりにこれからも汗を流していく。

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