犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪や非行のない明るい社会を築こうと、法務省が主唱し全国的に行われている「社会を明るくする運動」。阿部裕行多摩市長を推進委員長とする「多摩市社会を明るくする運動推進委員会」が6月8日、多摩市役所で開かれた。今年は7月9日(月)に聖蹟桜ヶ丘、永山、多摩センターの各駅で啓発活動を実施することが決定、各団体に報告された。
同委員会では、日野・多摩・稲城地区保護司会多摩分区、同地区更生保護女性会多摩分区が中心となって、毎年7月の海の日に、関係団体や市内の小・中学生も参加して啓発パレードを行ってきた。昨今の異常気象から昨年は当日に体調を崩す人がいたことなどを考慮し、今年は、保護司会、更生保護女性会の両分区、多摩市青少年問題協議会、民生・児童委員らで駅頭の啓発活動を行うこととなった。また、今回参加しない小中学生には、クリアファイルとチラシを各学校で配布し、運動の趣旨を理解してもらうよう呼び掛けていくという。
推進委員長の阿部市長は「犯罪、非行がなく、再犯を増やさないような社会へ取り組んでいきたい。啓発へのご理解とご協力をお願いします」と関係団体へ呼び掛けた。保護司会の紀初子分区長は「27年間パレードを実施してきたが、参加者の健康・安全を第一に考えて今年は駅頭で啓発活動を行うことになった。今年の結果を踏まえて来年度以降再度考えていきたい」と話している。
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