神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩版 公開:2018年6月21日 エリアトップへ

瓜生小 「自分で考え調べることが大切」 公開授業で写真家・桃井氏が訴え

教育

公開:2018年6月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
自身の写真をもとに話をする桃井氏
自身の写真をもとに話をする桃井氏

 瓜生小学校で6月15日、学校公開が行われ、6年生の総合学習の時間で市内在住の写真家・桃井和馬氏がゲストティーチャーとして授業を行った。

 この日は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた国際理解をテーマに授業が行われた。桃井氏は、写真家としてこれまでに140カ国以上を渡り歩き、「紛争」「地球環境」をテーマに写真を撮り続け、取材を行ってきた。一方で、桜美林大学の客員教授として教壇に立ち、一般社団法人多摩循環型エネルギー協会の代表理事を務めるなど、地域活動も積極的に行っている。

 この日の桃井氏の授業のテーマは「世界と地球の平和を守る子どもたち」。ヒマラヤ山脈の地層や東日本大震災発生直後の福島県、大地震にあったパキスタンの子どもたち、ボルネオの自然など自身が撮影してきた写真を見せながら、その写真にまつわるエピソードについて語り、「自分で考える」「考えるために調べる」「教育の大切さ」「相手を知る」ことの大切さを伝えた。最後に「地球を守るのは君たち」と訴えた。

 授業を聞いた子どもたちは「もっとみんなで環境を大事にしたい」「パキスタンの同じ子どもたちが大人のせいで亡くなってしまうのはかわいそう」「未来に向けて自分たちが国の考え方を変えていきたい」と感想を述べた。

 同校の吉田正行校長は「今回の話を聞いて、子どもたちは身近なところから一つひとつ考えていくことがグローバルにつながることを学んだと思う」と話した。

多摩版のローカルニュース最新6

花あふれる南大沢へ

花あふれる南大沢へ

27日・28日 フラワーフェス

4月25日

多摩市内の桜 振り返る

GWに「タマカワラフェス」

GWに「タマカワラフェス」

地元有志が初の試み

4月25日

「健幸」に取り組む事業所紹介

多摩市

「健幸」に取り組む事業所紹介

市内大学生が取材

4月25日

小野路で音色楽しむ

小野路で音色楽しむ

4月 ピアノ・ソロ演奏会

4月25日

ヤングケアラーを支援

リバティ

ヤングケアラーを支援

都内在住中高生が対象

4月25日

あっとほーむデスク

  • 5月11日0:00更新

  • 4月27日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook