仮想の”まち”を子どもたちだけで創るイベント「こどものまち たま(こたま)2018」が12月22日から24日までの3日間、パルテノン多摩を会場に行われ、延べ200人の子どもたちが参加した。
このイベントを主催したのは、市民有志で結成されたチームミニたま(矢田浩明代表)。40年程前にドイツのミュンヘンで始まったこの取り組みは、現在、世界各国、日本でも広がりを見せているという。市内でも、昨年11月に2日間開催し約85人が参加。今回も、小学3年生から中学3年生の子どもたちを対象に行われ、3日間で延べ200人が参加した。
「第3回の開催も」
当日は、子どもたちが実際にまちづくりに挑戦。会場には大人たちが入ることはできず、銀行や市役所、商店など、子どもたちの視点で運営し、中には起業する子どもたちもいた。そこで働いて得たお金を買い物に使って遊び、市民ミーティングで税金の使い道を決めるなど、実際のまちと同じようなまちを創り上げていった。
昨年も参加し、今年も3日間連続で参加した小学校4年生の女の子は「自分で起業したり、シネマ、ゲームセンターのお店があったり、普通の仕事を大人になる前に体験できて楽しかった。また次回も来たい」と感想を話していた。
チームミニたまの矢田代表は「前回よりも市民ミーティングで子どもたちの意見で街の仕組みを変えることができたりと一歩進んだ感はある。朝から並んでくれる子もいて、嬉しかった。次回、いつどこではまだ決まっていないが第3回も開いていきたい」と振り返り、今後に意欲をみせた。
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