新年恒例の多摩中央警察署「武道始式」が1月5日、同署で盛大に開催された。
武道始式は、署員の心身の鍛錬と士気の高揚を図るとともに、管内の安全・安心に向けた決意を新たにするため、毎年新春に行われているもの。
今年も、阿部裕行多摩市長、高橋勝浩稲城市長をはじめ、同署管内の関係・協力機関など多くの来賓が見守る中で、署員たちによる柔道と剣道の高点試合が披露された。日頃から鍛錬を重ねる署員たちの気迫こもった試合に、会場からは歓声と拍手が巻き起こった。
また同署で定期的に柔道や剣道を習っている子どもたちの紅白試合も行われた。柔道の試合後には、来賓として招かれたロンドン五輪の柔道金メダリスト・松本薫さんが「今日勝った喜びと負けた悔しさ、両方をしっかり育てて自分の夢に向かって頑張ってください」と講評を述べた。
同署の齊藤靖署長は「振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺は発生件数も多く、依然厳しい状況が続いている。署員一同、より効果的な施策を展開し全力で抑止対策に取り組んで参ります。交通死亡事故は、昨年、前年よりも増加し4名亡くなられた。引き続き、みせる街頭活動、非常取り締まりをはじめ、各種対策に全力で取り組んで参ります。ぜひ皆様方のご支援ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます」と挨拶し、今年の抱負を語った。
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