新春恒例の「多摩市消防団出初式」が1月13日、パルテノン多摩と多摩中央公園を会場に盛大に開催された。
出初式は、一年の仕事始め、団員の士気高揚、市民への防火・防災意識の啓発を込めて、毎年行われているもの。今年は、より多くの市民に、団員の雄姿を見てもらおうと、例年会場となっていた多摩ニュータウン市場ではなく、初めて多摩センターでの開催となった。
当日は、2部構成で行われ、1部ではパルテノン多摩小ホールで表彰式典を実施。冒頭、挨拶、訓示を行った高野陽一団長は「地域防災力の充実強化のため、今後とも消防団が担う役割は重要であり、それに見合った装備を備えていくとともに、震災時に備え、自主防災組織との連携強化をさらに図って参ります。多摩市消防団は14万8千の市民を災害から守るため、活動能力の向上を図り、市民の皆様や東京消防庁、多摩消防署、多摩市当局と連携した防災体制を確立し、これからも地域防災力の中核として、市民の皆様に信頼される災害に強い消防団を目標に取り組んで参ります。団員各位には消防団の使命の重要性をよく深く認識し、一層の研鑽を重ね、自信と誇りを持って消防団活動にあたられることを望みます」と述べた。続いて、阿部裕行多摩市長の告辞、東京都消防協会優良消防団表彰などが行われた。
2部では、多摩中央公園に会場を移し、10個分団の消防ポンプ車による一斉放水が行われた。大池にかけられた放水のアーチに会場に詰め掛けた市民から大きな拍手が沸き起こった。
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