南鶴牧小学校合唱団による「あったか♪ふれあいコンサート」が5月11日、介護付きホーム「SOMPOケア ラヴィーレ町田小野路」で行われた。
同合唱団は、同校の4年生から6年生69人が所属。放課後に集まって練習を行い、これまでにNHK合唱コンクールの東京都コンクール地区予選で金賞、本選で銀賞を獲得したこともあり、全国大会金賞を目指して日々活動を行っている。
同施設での慰問コンサートは、昨年、からきだ菖蒲館の文化部の紹介で初めて行われた。その時に、涙を流す入居者もいるほど好評だったことから、今年も開催されることになった。
今回は、同合唱団の5、6年生36人が同施設を訪問。入居者とその家族、施設スタッフが会場となった1階レストランを埋め尽くす中で、『365日の紙飛行機』『パプリカ』や「日本の歌心の歌メドレー」などを、時にはフリをつけながら披露すると、一緒に口ずさむ場面も見受けられるなど、温かい拍手が送られた。最後の曲が終わるとアンコールの掛け声もかかり、児童たちが『瑠璃色の地球』を歌い上げた。
コンサート終了後には、入居者から感謝状が贈られ「先生の指導を受けて立派な人に育ってほしい。皆さんの歌声を聞いて寿命が延びた」とあいさつ。児童たちの歌声を聞いた利用者からは「ひと月前から期待していた。実際に聞いて言うことはない。いいですね」「とても良い子どもたち。綺麗な歌声で感動した」と感想を述べていた。
同施設の田代誠司ホーム長は「入居されている方も、働いているスタッフも和みをもらえてとても嬉しい。今後も南鶴牧小学校の皆さんに来てもらったりなど、こうした企画を行っていきたい」と話していた。
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