2020東京オリンピック・パラリンピックに向け、徐々に盛り上がりを見せている昨今。次の2024年パリ大会では、「ブレイクダンス」が新たに競技として実施されることが検討されている。また同じダンスでも、「ダンススポーツ」を競技種目にしようと、世界中で関係者による働きかけが行われているという。
その「ダンススポーツ」は、従来の社交ダンスからさらにスポーツ性を追求した競技で、年齢を問わず楽しめる生涯スポーツとして注目を集めており、今年4月には、国体の正式種目にも採用されている。
そうした中、「多摩市ダンススポーツ連盟」(日比野博義会長)では、多摩市から国体選手を輩出しようと、会員の技術向上とともに、若年層への普及に取り組み始めた。
現在、同連盟には15サークル約100人が加盟。学生連盟から実習を兼ねて学生を招いて、ダンスを教わりながら一緒に練習に取り組んでいる。競技大会での入賞経験もある副会長の田村志げ子さんは「体にも姿勢にも良いし、ドレスを着て音楽に合わせて踊るのが楽しい」と笑顔で魅力を語る。
日比野会長は「ダンススポーツは身体能力も必要。若い時から始めるに越したことはない。ヨーロッパでは教育の一環としても取り入れられている。これから行政にも働きかけて子どもたちにも競技を知ってもらい、参加してもらえれば」と話している。
同連盟への問い合わせは日比野会長【電話】042・400・0220へ。詳細は多摩市ダンススポーツ連盟のHPで。
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