10月に中国で開催されるミニゴルフ世界選手権大会の日本代表に選ばれた 越村 有貴さん 中沢在住
より高み、普及を目指して
○…4月に行われたミニゴルフ日本選手権大会で女子の部3位、エタニート(世界公認)コースでベストスコア賞を獲得。10月に中国で行われる世界選手権大会の日本代表メンバー4人のうちの1人に選出された。「ホッとしています」と安堵感をにじませる。世界選手権への出場は今回で12回目。「技術も経験も上がっている。心技体をひとつにして今までよりもう一歩先に進みたい」と初の決勝進出を目指す。
○…ゴルフのパター練習用として生まれ、欧州で競技化されたミニゴルフ。子どもやシニアでも楽しめるこの競技を、大学生の時に教授の紹介で初めて体験し、のめりこんでいった。ひとつのホールでも天候やコースコンディションによって使うボールや戦略が異なる。思った通りのプレーができた時の気持ちよさが魅力だという。
○…桜ヶ丘の出身。幼い頃からバレーボールや剣道などを経験し、身体を動かすことが好きだった。大学を卒業した後も、ミニゴルフを続け、SEの仕事をしながら、大会に出場。日本代表選手として海外遠征に参加してきた。社会人選手として後進のモデルになることを自身の役目と捉え、両立を続けてきた。「職場や夫の理解、協力があるからこそ。みんなに応援してもらえて感謝しています」と笑顔で語る。
○…これまで大会で訪れた国は10を超える。学生時代から海外に興味があったこともあり「色々な国に行けるのは楽しい。大会で出会った人たちとも再会できるので」と微笑む。アジア連盟のスポーツディレクターも務めており、アジアでの競技の普及にも尽力する。「日本、アジアが欧州に近づけられるように、個人でもチームでもレベルアップしていきたいですね」。国内の先駆者として今後も世界を駆けまわる。
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