1月2日(木)・3日(金)に開かれる「東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」に出場する国士舘大学は12月14日、同大学多摩キャンパス(永山)で壮行会を行った。
多摩キャンパスを練習拠点にしている同陸上競技部。箱根駅伝には、過去47回出場しており、1964年と67年の総合3位が最高成績。昨年は、2区を46年ぶりに1位で通過するも総合18位でシード権を逃していた。今回の予選会は8位で通過。4年連続48回目の本選出場を決めた。
壮行会には、学校関係者、阿部裕行多摩市長、地域住民ら多くの人たちが激励に訪れた。冒頭、牧亮陸上競技部部長、村岡幸彦体育学部長が挨拶した後、阿部市長が登壇。「全員の力で目標の総合15位以内をめざし、ぜひシード権を獲得してほしい」とエールを贈り、坂本勝矢同窓会会長も選手たちを激励した。
添田正美駅伝監督は「持っている力を発揮するれば目標を達成することができると思う。予選会の下馬評は悪かったが、4年生の力と下級生がチームを作ってくれたことで予選会突破につながった。今年はチーム力が今までで一番良い」と挨拶。続いて、エントリーメンバー16人を紹介し「最後までタスキをつなぐことができるとシード権も見えてくる。タイムだけではないチームの強さを見せたい」と目標を語った。鼡田章宏駅伝主将は「本番では、15番以内を目標に頑張りたい。チーム全員がしっかりと集中して走れば目標は達成できると思う。皆さんの応援が選手一人ひとりの力になるので、応援よろしくお願いいたします」と健闘を誓った。
その後行われた記者会見で添田監督は「1区に誰を持ってくるかが鍵になる。ヴィンセントは相当調子が良い。チームの目標のために他の選手のことを考えながらタスキをつないでいってほしい」と選手たちに期待を込めた。鼡田主将は「今年は『革新〜国士無双』をスローガンに取り組んできた。タイムだけをみると厳しいと言われているが、早いチームではなく強いチームが勝つと思うし、そこを目指している。粘り強い国士舘を見ていただければ」と話し、「日頃応援して下さる多摩市民の皆さんの期待に応えられるように、結果で恩返ししたい」と意気込みを語った。
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