神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩版 公開:2020年3月5日 エリアトップへ

食から「命のつながり」学び成長を 愛和小「エディブル・スクール・ヤード」

教育

公開:2020年3月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
今年度5年生が取り組んだ「ライスプロジェクト」。稲刈りや、シンク・ジ・アースの上田氏の授業が行われた
今年度5年生が取り組んだ「ライスプロジェクト」。稲刈りや、シンク・ジ・アースの上田氏の授業が行われた

 「ESD(持続可能な開発のための教育)」を推進している多摩市。現在、全公立小・中学校がESDの推進拠点であるユネスコスクールに加盟し、各校の特色や地域性を活かしながら、国連が掲げる17の開発目標「SDGs」を踏まえたESDを実践している。

 そうした中で、独自の特色ある活動を行っているのが愛和小学校(柏原聖子校長)だ。

 同校では、2014年から一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン(堀口ひろ子代表)の協力のもと、食物を育て、調理し、食べるという体験を通じて生命のつながりや人としての成長を促す「エディブル・スクール・ヤード」のモデル校として取り組みを行っている。

 今年度も各学年が、生活や理科、総合的な学習の中で「やさいづくり名人」「植物を育てよう」「にわとりがつなぐ命の循環」「ライスプロジェクト」などをテーマに授業を行ってきた。昨年12月には、5年生の「ライスプロジェクト」の一環として、シンク・ジ・アース理事でSDGs・フォー・スクール委員の上田壮一氏を招いた授業も行われた。

 このライスプロジェクトに取り組んできた5年生は「お米を育てるのも大変。食べたらおいしかった。育てて良かった」といった感想を話す。同校の柏原校長は「自然が豊かな校地を活かして、子どもたちには自然の不思議に気づき、新たな発見をしていってほしい」と取り組みについて語った。

多摩版のローカルニュース最新6

花あふれる南大沢へ

花あふれる南大沢へ

27日・28日 フラワーフェス

4月25日

多摩市内の桜 振り返る

GWに「タマカワラフェス」

GWに「タマカワラフェス」

地元有志が初の試み

4月25日

「健幸」に取り組む事業所紹介

多摩市

「健幸」に取り組む事業所紹介

市内大学生が取材

4月25日

小野路で音色楽しむ

小野路で音色楽しむ

4月 ピアノ・ソロ演奏会

4月25日

ヤングケアラーを支援

リバティ

ヤングケアラーを支援

都内在住中高生が対象

4月25日

あっとほーむデスク

  • 5月11日0:00更新

  • 4月27日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook