市内鶴牧に本社を構えるJUKI株式会社(清原晃代表取締役社長)は5月7日、多摩市立小中学校に通う児童・生徒向けのマスク1万枚を多摩市に寄贈した。
同社は、主な事業として工業用ミシンの製造などを手掛けており、2009年に調布市から市内鶴牧に本社を移転。翌年には、ものづくりへの啓蒙活動として市内の小中学校全校に各3台ずつ家庭用ミシンを寄贈したほか、市内小学校の社会科見学なども受け入れている。
今回、そうした関係の中で市教育委員会にマスクの寄贈を申し入れたところ、市教委から休校明けの児童・生徒用に寄贈してもらえるとありがたいとの返答を受け、栃木県にある大田原工場で作製。同社社員約50人が工業ミシンや職業用ミシンなどを使って、3種類のサイズの布マスクを1万枚を作製した。
当日、清原社長から阿部裕行多摩市長に手渡されると、清原社長は「児童・生徒さんが登校する時に使ってもらえれば。地元企業としてコロナが収束した後の新しい市民生活の中で地域と共存共栄で発展していきたい」と話した。
なお、今回寄贈されたマスクは、市内の全市立小中学校で今後設けられる登校日に、1人1枚ずつ配布される。
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