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多摩版 公開:2020年6月11日 エリアトップへ

待機児童数、昨年比で27人減 4月1日時点で50人

社会

公開:2020年6月11日

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 認可保育所などに入ることができない多摩市内の待機児童数が、4月1日時点で50人と昨年同時期よりも27人減少したことが本紙の調べで分かった。

 市では待機児童数ゼロを目標に掲げ、毎年様々な施策を打ち出す中、今年度は0歳から5歳まで受け入れ可能な認可保育所を2011年4月以来9年ぶりに聖蹟桜ヶ丘駅近くに2園開設。加えて、多摩センター駅近くの認証保育所の定員を増やす取り組みが奏功した形となった。

 今年度、新制度に移行した幼稚園を除く、認可保育所、認定こども園、家庭的保育施設、小規模保育所、事業所内保育所といった認可施設への申請者数は765人(前年比48人増)。新規で入所した数は594人(同89人増)で、保護者の就労や育児休業中、求職等による待機児童の数は50人(同27人減)だった。

 一方で、認可保育所を希望しながら認証保育所や定期利用保育、企業主導型保育所、幼稚園を利用している人の数は66人(同20人減)。他に利用可能な認可施設があるにも関わらず、特定の保育所等を希望し待機しているなどの私的理由で待機している人の数は55人(同6人増)だった。待機児童の中で最も多かったのが1歳児で22人(同27人減)、次いで0歳児が15人(同7人増)、3歳児が13人(同5人減)。一方、地域や年齢のミスマッチによって97の空きが生まれており、0歳児は5、1歳児は8の空きが発生している。

 市では、待機児童対策として今後もさらなる施策を展開していく方針で、2021年度には多摩センター駅近くで新たに認可保育所を開設する予定だ。市子育て支援課によると「21年度に永山駅近くにも認可保育所の新設を検討している。その他の対策も検討しながら、待機児童ゼロを目指していきたい」と話している。

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