市立多摩中学校で7月9日、熱中症対策の取り組みとして「多摩中熱中ドリンクバー」が実施された。
この取り組みは、新型コロナウイルスの影響によってマスクを着用して学校生活を送ることに加え、夏休みの短縮に伴って7時間授業が多くなる中で、熱中症のリスクも高くなりやすいことから学校が同校地域学校協働本部に相談。生徒たちに水分を補給してもらい、その大切さを知ってもらおうと、今回初めて企画した。
当日は、協働本部、PTAのメンバーが下校時間に合わせて、学校で収穫した梅で作ったジュースや麦茶、民間企業に提供してもらったスポーツドリンクを生徒たちに登下校用の門の前に設置したテントで配布。2年生の女子生徒は「マスクで暑かったので嬉しい」と感想を述べた。
協働本部の塩田明美代表は「コロナで地域と学校の交流ができていなかった。どれだけ生徒達への啓発になるかわからないが、少しでも生活の中で気を付けてもらえれば」と話している。今後は8月末まで週に1〜2回、この取り組みを実施していく予定だという。
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