多摩稲城交通安全協会の会長を務める 千田 拓雄さん 聖ヶ丘在住 69歳
交通安全に関心を
○…9月21日(月・祝)から30日(水)まで全国で一斉に実施される「秋の全国交通安全運動」。市内でも、多摩中央警察署と多摩稲城交通安全協会らの協力によって開催される。例年、聖蹟桜ヶ丘で実施されるKAOFESや多摩センターで大々的な交通事故防止の啓発イベントを開催してきたが、今年はコロナの影響もあり最小限で行われる。「のぼり旗を会員企業の前で掲げてもらうなど、市民の人に少しでもPRし、交通安全について考えてもらう機会になれば」と意気込む。
○…年に2回の全国交通安全運動をはじめ、事故防止の啓発活動を行う同会。会長に就任したのは昨年5月。それまでは、安全運転管理者会の部会長を務めていた。飲酒運転、煽り運転の厳罰化、高齢者の運転免許返納などの影響もあり、年々交通事故数が減少。昨年は都、全国で戦後最少の件数だったが、死亡事故がなくなったわけではない。「警察、行政だけでなく民間でできるところは民間でやる。市民の力も不可欠。交通安全運動の裾野を広げていきたい」と抱負を語る。
○…入会して約30年。活動はボランティアながら会員の意識は高い。だが年々会員が減少し、高齢化も進んでいる。加入促進へ向け、広報活動の重要性を挙げる。ホームページの開設、メディアへの露出を増やすことなどを検討している。「少しでも関わってもらうと事故の悲惨さを知り、交通安全への意識は高まるはず」と力説する。
○…「おもしろおかしく」が信条。仕事もプライベートもやるからには、楽しく取り組むことを心掛ける。趣味はゴルフに山菜取りとアクティブだ。「年齢が年齢なので、健康に気をつけて、趣味を楽しみながら、仕事に安協の活動に取り組んでいきたいですね」
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