市立貝取小学校(小川貴史校長)で12月4日、6年生による「2020 超十代フェス 祭魂」が行れ、児童たちの歌やダンスなどで会場となった体育館が熱気に包まれた。
今年、コロナ禍で同校もさまざまな行事が見合わせとなり、6年生は八ヶ岳少年自然の家への移動教室や、運動会などを行うことができなかった。本来であれば、それらの行事で児童自らが立案した取り組みを行っていた。
失ってしまったゼロから作る楽しさや難しさを学ぶことを目的に、児童たちは文化祭のような「フェス」を立案。校長らに感染対策を含めた企画書を持って提案し、実現した。
当日は、2クラス54人とみどり学級の児童らがそれぞれのグループに分かれて、歌、ダンス、学校あるあるクイズ、イントロクイズ、合奏、マジックショーをステージで披露し、盛り上がりを見せていた。今回のために、児童がデザインしたタオルも一人ひとりに配られ、ステージの最中にはフェスさながらにタオルを振り回すなど、盛り上げに一役買っていた。
実行委員長の横山ほたるさんは「グループの人数制限があったので、そこの決め方が難しかった。盛り上がったし、楽しむことができた」と話し、副委員長の大迫夏希さんは「タオルをまわして盛り上がったし、思い出に残る授業になった」と顔を綻ばせた。
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