多摩市ではこのほど、後期高齢者(満75歳以上)のみの住民税非課税世帯を対象にした「家具転倒防止器具設置事業」を開始する。
新型コロナウイルスの感染が拡大している中、多摩市では災害発生時の避難所での混雑を避けるために、自宅に留まる「在宅避難」が推進している。在宅避難をするためには、家庭内でケガなどの被害が出ないよう家具の転倒防止が必須だ。
そこで今回、市が実施する事業は、家具転倒防止器具の購入・設置が難しい住民税非課税の後期高齢者のみの世帯に対し、購入・設置を無償で支援するというもの。伸縮突っ張り棒、家具転倒防止用L字金具、引き戸ロックなど(=下写真)を、設置業者が自宅を確認し、部屋の状況を見て設置器具を決定。市では、約1千世帯を想定しており、それを超える受付があれば抽選となる。
申請の受付は1月14日(木)から27日(水)まで。問い合わせは1月13日(水)まで(9日〜11日は除く)、多摩市シルバー人材センター【電話】070・4244・5732、【電話】070・4244・5733、【電話】070・4244・5734へ(午前10時〜午後4時)。
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