先ごろ、諏訪商店街内のすわハーモニーカフェで多摩市の50周年記念事業の1つとして上映予定の映画「10年後の君へ」の試写会が開かれた。
この映画は貝取在住の榊祐人さん=中面・人物風土記で紹介=が監督を務めたもので、作品では映画を撮ることを夢見ながらタクシードライバーとして生活する青年や、その娘の日常から出会いの大切さを実感できるものとなっている。
当日は映画製作に関わった市民らが来場し、作品に出演、観賞した江川美穂子さんは「人情家の監督らしい作品になっていた。キャラクターがよく描けていると感心。自分が出ているシーン以外はとてもよかったです」と笑顔。
また、試写会の会場となった同カフェを運営する櫻田幸也さんは「私も出演させてもらった。楽しい経験ができ感謝しています」と微笑み、「作品ではとにかく温かさに包まれました。世界って良い人しか存在しない、それが本質なのかなぁと再認識させられましたね」と感想を漏らしている。
監督は「多くの多摩市民に出演してもらった。途中コロナの感染拡大を受け、中断せざるを得なかったが、完成させることができて良かった。上映を楽しみにしてもらいたい」と話している。
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