今年はトラ年--。虎は人名などに使われることも少なくないが、多摩市内では「トラ」が名称に入った格闘技ジムがある。落合の「トライデントジム」だ。ジム代表の森修さんによると名称を決める際、知人から「印象に残るのはラ行の文字が入ったもの」「濁点がついているものの印象に残りやすい」などと聞き、3つの先がある武器、三叉槍(さんさそう)の意味をもつ、トライデントを選んだという。
「格闘技に必要な心技体も3文字。三叉槍にはそんな意味も込めています」と森さん。一方で同ジムに掲げられている看板にはTRYDENTと記載されているが、トライデントの正しいスペルはTRIDENT。製作の際、看板屋の間違いで「I」が「Y」になってしまったのだという。
「誤りには驚きましたが、当ジムは子どもから中高年までの会員がそれぞれの目標に向かって挑戦している場所。今では良かったと思っています」と森さんは笑顔をみせている。
9日に試合
森さんは9日(日)、無観客ライブ配信による新しい形のブラジリアン柔術大会と銘打たれた試合にのぞむ。国内屈指の選手が登場するなか、ベテラン枠で出場。森さん同様、格闘ジムの代表を務めている高橋圭太選手と対戦する。
この大会「KINYABOYZ INVITATIONAL TOKYO」(KIT)は同日、午後1時から有料配信予定。詳細は「KIT4」と検索を。
多摩版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
東日本大震災復興フォーラム3月28日 |
|