聖蹟地区を拠点に活動する和太鼓グループ「和太鼓せいせき鼓桜(こおう)」が4月の演奏発表に向け、練習を重ねている。子どもから学生、中高年までが名を連ねる同グループ。2004年に保育園の出し物として保護者らが和太鼓を始めたのをきっかけに地域でも活動するようになり、06年の結成以来、多摩市内のまつりなどの催しで太鼓演奏を披露。盛り上げ役を務めてきた。
ただ、この2年間は新型コロナの感染が拡大したことから演奏する機会が減少。今回の公演は昨年の4月以来になることから、「久しぶりの公演。現在は4月の催しへの出演に向けてメンバーみんな気合が入っています」とグループの代表でメンバーの太鼓指導にもあたる栗原尚恒さんは笑顔をみせる。そして、「これまで太鼓をきっかけに地域の皆さまとつながり、応援してきてもらった。今は我々の演奏で地域を盛りあげ、恩返ししたいと思っています」とも。
鼓桜が演奏する曲はほとんど、オリジナルのものといい、太鼓の迫力を感じられるものや、つい手拍子したくなる曲など、全てが演者と観客みんなが楽しめるようにしたいという栗原さんの思いが込められている。同グループの公演は4月、市内で行われる。
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