多摩版 掲載号:2022年3月3日号 エリアトップへ

多摩市を舞台にした高校生の青春を描いた小説を先ごろ、発行した 道具 小路さん 馬引沢在住 33歳

掲載号:2022年3月3日号

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マイペースに「表現」楽しむ

 ○…描いたのはクラスメイトである2人が雷を落とすための道具の制作に取り組むことから生まれる物語。風変りな女の子に惹かれていく男子高校生の心を表した。決めていたのはラストシーンのみ。後は登場人物たちがひとりでに動いていく姿を見守った。多摩を舞台にしたのは物語にリアル感をもたせるため。「自然と都会的な面もある街には日常感があり、物語を身近に感じさせてくれると思ったんです」

 ○…生まれ育った宮崎県から多摩にやってきた20歳の頃はバンドマンとして活動。ただ、徐々にステージにあがることに対して義務感を抱くようになると苦しくなり新たな道を模索するように。向かったのが多摩の市立図書館。そこで興味をもった本を片っ端から選び、面白い小説の「コツ」を半年間、毎日学び取った。「小説をやってみようと思って」。コンテストに作品を投稿するといきなり入賞。豊かな感性が生きた。

 ○…我が道を行く、タイプ。小説家として、出版社から望まれる「流行りもの」を描くことを望まず、自分の描きたいものを題材とするスタンスだ。そのため、思うように仕事を得られないこともあるが、今回のように自らが描きたいものと出版社が求めるものが一致すれば、大化けする可能性を秘める。今回は期待の新鋭に贈られるという触れ込みの賞を得た。

 ○…バンド活動も再開している。ヴォーカルとギターを担当。今春には久しぶりに自主制作のアルバムを発表する予定だ。「私のなかでは小説と音楽は対等な位置づけなんです」と微笑み、「一番好きなのはビールを飲むこと」と笑う。そんなマイペースな生活を楽しみつつ、いずれは自身の小説が映像化されればと。「できればうれしいですね」

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