日野市で活動する少年野球クラブ「百草台フェニックス」グループの中学硬式部門「多摩リトルシニア」が今年から多摩市を拠点に活動を始めた。
元プロ野球選手の佐伯秀喜さん(51)=中面・人物風土記で紹介=が監督を務め、多摩地域に住む中学1年生中心のメンバーで構成。発足間もない4月下旬から5月初めに昭島市などで開催された中学硬式野球協会主催の大会では早速、優勝するなど注目を集めている。
現在の埼玉西武ライオンズの内野手だった佐伯さんは「力のある選手が集まった。野球を楽しみながら、力を伸ばせるように指導していきたい」と意気込んでいる。
その指導法は独特だ。例えばバット。通常、中学硬式野球ではほとんどの選手が金属バットを使用するものの、同チームでは木製バットを練習から使う。金属バットよりも「芯」の幅が小さい木製を使用することで、選手らの技術を向上させたいのだという。
佐伯さんは2016年から仕事として行っている野球教室での指導経験を生かしていきたいとし、「これまでの常識にとらわれることなく、選手の力を高めていければ」と話している。
多摩版のローカルニュース最新6件
|
多摩市内の桜 振り返る4月25日 |
|
|
|
|