アテネ五輪柔道男子100キロ超級金メダリストで現在、男子の日本代表監督を務める鈴木桂治さんが先月、町田市野津田町に自身の道場「KJA道場」をオープンした。鈴木さんは国士舘大学体育学部(永山)で教授も務めている。
道場には畳だけでなく、子どもたちが考えて遊べるようボルダリング用の壁も設置され、将来的には発達障害や知的障害のある子どもたちが身体を動かせる療育の場としての活用も目指していきたいという。
以前から、幼稚園などで子どもたちに柔道を教える「Keiji Judo Academy(KJA)」を設立し、柔道の魅力を伝えてきた鈴木さん。今回道場を開くきっかけとなったのは、一昨年生まれた第4子の三女がダウン症と診断されたことだった。同じ症状の子どもをもつ人たちと接する中で、習い事などに対して後ろ向きになってしまう考えに触れ、「子どもたちが自由に遊び、動き回れる場所を作りたいと思った。親が安心して子どもたちの成長を見守れる場所にできれば」と鈴木さんは話している。
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