神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩版 公開:2018年2月8日 エリアトップへ

2月1日に開館した「大栗川・かるがも館」の運営協議会の会長を務める 千葉 胤昌(たねあき)さん 和田在住 72歳

公開:2018年2月8日

  • X
  • LINE
  • hatena

「地域・人との繋がり大切に」

 ○…2月1日にオープンした和田・東寺方コミュニティセンターの「大栗川・かるがも館」。地域住民で構成される運営協議会が中心となって今後の運営を行っていく。長らく地元の自治会長を務めていたこともあり、同協議会の会長に選出された。「構想から20年。その頃から関わってきて、ようやく開館を迎えられた。今までの積み重ねがあったので嬉しい」と感慨深げに語る。

 ○…昨年5月に発足した運営協議会の第1回の総会には、地域から55人の住民が参加した。その後、5つの部会を設け、今後の運営方法について頻繁に話し合いを行ってきたものの、手探りの状態での運営は続く。「物事を進めていく中で、模倣、工夫、伝授が大切」と持論を語る。市内8館のコミュニティセンターの活動事例を真似ながら、どう工夫を重ねていくか。「地域の皆さんの気持ちが前向き。一緒に進めていきたい」と目を細める。

 ○…岩手県出身。高校卒業後、就職のために上京。35年前に和田に転居してきた。「落ち着いた感じが良かった。良い場所に来たなと思いましたよ」と笑顔を見せる。転居してすぐに自治会に誘われ「良い人たちがいたから」と以来地域活動を続け、多摩市自治会連合会の会長も7年ほど務めた。「平常時には何も問題なくても、いざという時に助けになるのが自治会であり、人の繋がり」。自治会への加入が全国で課題となっている中で、特に加入率が低い若い世代に自治会の必要性を知ってもらいたいと、そう訴える。

 ○…現在も自身が経営する会社の代表を務め、仕事に地域活動にと汗を流す。文章を書くことが好きで和歌を嗜む。今の専らの楽しみは「孫と遊ぶこと」と好々爺の顔を覗かせる。「地域に支えられてここまでやってこれた。これからも地域との交流、繋がりを大切にしていきたいですね」。かるがも館の顔役として地域と人をつなぐ活動は続く。

多摩版の人物風土記最新6

渋下 すみれさん

被災地復興支援企画のトークセッションでファシリテーターを務めた

渋下 すみれさん

落合在住 21歳

3月28日

中山 京子さん

マリアナ政府観光局から名誉観光大使として表彰された

中山 京子さん

多摩市在住

3月14日

松崎 雄大(まつざき ゆうすけ)さん

3月24日に開かれる「せいせきさくらがおかメリーゴーランド」を共同主催する

松崎 雄大(まつざき ゆうすけ)さん

関戸在住 42歳

2月29日

清原 惟さん

映画「すべての夜を思いだす」の監督・脚本を務めた

清原 惟さん

多摩市出身 31歳

2月15日

ゴルバニ レザさん

東京都ベンチャー技術大賞を受賞した株式会社エコノフリーズの代表を務める

ゴルバニ レザさん

永山在住

2月1日

大島 淳さん

多摩青年会議所の2024年度理事長に就任した

大島 淳さん

永山在住 40歳

1月18日

あっとほーむデスク

  • 5月11日0:00更新

  • 4月27日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook