多摩市では4月20日(木)から、同日発行の市の広報紙「たま広報」を全戸配布(事業所は除く)することとなった。
「たま広報」は、毎月5日と20日に発行(5万3千部、1月・4月は1日と20日)。これまでは日刊6紙の新聞折り込みで配布していた他、市内の公共施設等への設置、希望者には戸別配布を行っていた。
今回の全戸配布は、昨今の新聞購読者の減少、市民からの要望もあり、市議会3月定例会で承認され、4月20日号から実施することとなった。
発行部数は7万1300部で、配布は発行日の前日から2日間で行う予定。市の委託を受けて公益社団法人多摩市シルバー人材センター(熊谷義一理事長)が行う。
多摩市シルバー人材センターは、1980年に「社団法人多摩市高齢者事業団」として設立され、企業や公共団体、家庭などから高齢者にふさわしい仕事を引き受け、会員に仕事を提供するなど活動を行っている。会員資格は60歳以上で会員数は874人(4月12日時点)。2015年からは派遣事業も始めており、98・1%(請負・派遣含む)の就業率は都内トップクラスだという。
広報紙の配布は、市内を10区画に分け、エリアリーダーを中心に約100人の会員でポスティングしていくという。同センターでは「広報紙の全戸配布という重要な仕事に対し、誇りを持って取り組み、完遂できるように誠心誠意努めていきたい」と話している。
問い合わせは、市秘書広報係【電話】042・338・6812へ。
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