多摩市社会福祉協議会(伊藤雅子会長)と多摩青年会議所(JC、白石翔理事長)は1月24日、「災害時における協力」に関する協定を締結した。
社協では、災害に備え、普段から顔の見える地域づくり、地域住民による支え合いの街づくりを目指し、様々な活動を行っている。また、大規模災害が発生した際には、多摩市の委託を受けて「災害ボランティアセンター」を設置する役目を担っている。そうした中で、今回、市内の青年経済人の集まりである多摩JCと協定を締結することとなった。多摩JCが、他団体と協定自体を結ぶのは初だという。
今回の協定は、市内で大規模災害が発生した際に、被災箇所の状況とニーズを迅速かつ的確に把握し、効率的・効果的な支援活動を行うために、相互に協力を行うことが目的。具体的には、JC会員等の住居や勤務先周辺での被災箇所、被災者ニーズの把握と情報提供、災害ボランティア活動に必要な資機材・物資等の提供、災害ボランティアセンター運営や災害ボランティア活動に必要なボランティアの派遣などを行うというもの。
伊藤会長は「今回協定を結ぶことができ、感謝すると同時に心強く感じている。これを機に緊密に連絡を取り合い、協力体制を整えていきたい」と話し、白石理事長は「災害ボラセンの訓練などに参加するなど、情報共有し、つながりをつくっていければ」と話していた。
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