大木市長は14日、市役所本庁舎前のだれでも広場で会見を開き、4月に行われる大和市長選挙で再選を目指す意思を表明した。
この日は、日刊紙を中心とした大手・地方メディアに新年度予算案などを発表する「市長定例記者会見」が予定されていたが、それを前に「原点」とする場所で自らの進退について発表した。
4月の選挙で再選を目指す理由について市長は「これまで進めてきた健康都市の取り組みをより推進していくため」と述べた。
市長選で訴える具体的な政策については言及しなかったが「市議会3月定例会が一区切りした時点で発表する」とし「それまでは全力投球で議会に臨みたい」と述べた。市長選には無所属で出馬する予定。
異例の発表方法
大和市ではこれまで、市長選挙を控えた前年の12月議会で、市長が議員の一般質問に答える形で出馬や引退を表明するのが慣例化していた。
そのため昨年12月議会に注目が集まったが、市長はこれまで市長選挙に関する明言を避けてきた。
会見後に本紙の取材に応じた大木市長は、この時期に議会の外で発表した理由について「任期内の仕事を全うするとの考えから、新年度の予算編成に集中してきた。市議会に提案する予算案の編成が一区切りしたことと、議会で私的な出馬表明をするのもどうかと考えこの時期の発表となった」と述べた。
大和市長選挙は、4月17日告示・24日投開票で実施される。同選挙にはこれまで、市議の荻窪幸一氏(55歳・5期)が無所属で立候補する考えを表明している。
市長選挙の立候補予定者に対する事前説明会は、3月9日13時半から、勤労福祉会館で行われる。
【2月16日時点】
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