神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2011年3月25日 エリアトップへ

大和市 被災地へ積極支援 支援物資を市民から募集

公開:2011年3月25日

  • LINE
  • hatena
仕分け作業にあたる市職員
仕分け作業にあたる市職員

 大和市では東日本大震災被災地支援のために、市民から10品目の支援物資の募集を開始した。31日(木)まで大和スポーツセンター陸上競技場雨天練習場で受け付ける。また、22日には市職員が岩手県に物資を搬送。宮城県で人命捜索を行ってきた消防職員が活動報告を行った。

日用品10品目

 今回の物資募集は、市民から数多く市役所に届いた「何か協力できることはないのか」との申し出に応える形で始まったもの。20日に災害対策本部の会議で発案され、その場で22日から実施することが決定された。

 募集するのは被災地のニーズをふまえた日用品。新品および未使用品に限られている。

 募集品目はタオル、トイレットペーパー、紙おむつ(大人用・子供用)、生理用品、マスク、ウェットティッシュ、ラップ、せっけん、ごみ袋、ボールペンの10品目。集まった物資は集積状況により、複数回に分散させるなどしてトラックで被災地に送る。

 募集2日目の23日には、市のホームページやFMやまとで支援活動を知った市民が午前中だけで126人来場。市の総務部職員12人が大量の支援物資の仕分けにあたった。

 受け付け時間は9時から15時まで。

医師と物資を派遣

 22日には、特産品の提供などを通じ大和市とつながりの深い岩手県陸前高田市に、市立病院の医師1人と看護師2人、市職員7人を派遣した。紙おむつ約1600枚やタオル約1千枚、トイレットペーパー約1千個の物資を届けるほか、医師らは現地での医療支援にも携わる。活動は明日26日までを予定している。

見た事がない景色

 また、緊急消防援助隊として宮城県に派遣され、人命捜索にあたっていた大和消防署の職員が22日、大木市長に現地での活動報告を行った。

 宮城県に派遣されていたのは第一次から第三次隊までの26人。各隊の隊長から報告を受けた大木市長は「大和消防署の署員が果敢に現場に向かう姿をみて、多くの市民が元気づけられた」と感謝の言葉を送った。

 第一次派遣隊として仙台市宮城野地区で人命捜索にあたった山口力部隊長は現地の様子を「住宅街だった場所が広場のようだった。過去に見たことがない景色だった」と振り返った。

 連日、余震と津波警報が出される度に避難をしながら捜索したこと、現地の消防署員の中には自分の身内の安否確認が出来ないまま、休みなく出動し続けている人がいることにもふれ、「現地では今も必死の活動が続いている。被災者の方をはじめ、消防署員も体調を崩さないように祈っている。私たちにできることがあればサポートを続けていきたい」と語った。

 消防では現在、福島県にも派遣隊を送っている。
 

大和版のトップニュース最新6

成年後見の窓口を新設

大和市社協

成年後見の窓口を新設

月2回、専門家も対応

4月19日

助成申請は226件

自転車用ヘルメット

助成申請は226件

努力義務化から1年

4月19日

全国俳句大会で最高位

下鶴間在住佐藤直哉さん

全国俳句大会で最高位

3万句超、2人の選者から

4月12日

部活動の地域移行を推進

大和市

部活動の地域移行を推進

日体大と連携協定

4月12日

吉村選手が得点王

大和高女子サッカー部

吉村選手が得点王

全国選抜大会で10ゴール

4月5日

「包括支援係」を新設

複合的な福祉課題に対応

「包括支援係」を新設

4月5日

大和市で葬儀なら、地元「ふじみ式典」

地域顧客満足度NO.1店を目指す創業35年以上の葬儀社です。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演 大和市文化

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

大和版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook