神奈川県がこのほど、4月1日現在の保育所入所待機児童数を発表した。昨年同時期よりも1022人少ない3095人で5年ぶりに減少へ転じたという。
大和市の待機児童数は97人。人口がほぼ同じ茅ヶ崎市は175人、厚木市は37人だった。今年度から待機児童数に入らなくなった育児休業による待機数を含めると、県内では3468人(対前年649人減)、大和市では105人(同14人減)の待機児童がいる。
年齢別の県内待機児童の割合は1歳児が45・9%、次いで2歳児が25・8%、3歳児が13・5%、0歳児が10・2%と続く。
平成20年秋のリーマンショック以降の厳しい経済状況を背景に母親の就労希望が急増。これに育児休業後に職場復帰する母親の増加が重なり、県下ではこの3年間で待機児童が1・9倍に増加していた。
こうしたなか大和市では、保育所の定員数を平成27年度までの5年間で150人増やす計画だったが、国の交付金を活用して計画を前倒しし、22年度の1年間で150人増を実現させた。
リーマンショック以降に大和市が増やした定員枠は210人。現在の定員は1660人まで増えたが、依然として待機児童の数は高止まり傾向が続いている。
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