各店舗に置かれたＡＥＤ＝セブンイレブン大和桜森３丁目店
大和市は10月１日、市内で営業するコンビニエンスストアのうち「セブンイレブン」「ファミリーマート」「スリーエフ」の３社、全50店舗に自動体外式除細動器（ＡＥＤ）を設置した。この３社が市内で展開する店舗はセブンイレブン28店舗、ファミリーマート14店舗、スリーエフ８店舗。大和市消防本部によると自治体がコンビニ店にＡＥＤを設置するのは県内初。
市では、平成18年度から市内公共施設へのＡＥＤ設置を開始し、これまでに73カ所への設置が完了している。21年度からは市内事業者の設置情報を集めて登録し一般の利用を可能にする「やまとＡＥＤ救急ステーション」を開始。これまでに34件の協力を得て、市民の有事に備えてきた。
市では現在、他のコンビニチェーンとも調整中で早ければ年内にさらに20店舗での設置が実現しそう。
今年度にはこのほかにも、公立、認可保育所と私立幼稚園全園にも設置を拡大させる予定。
大和市内での平成22年の救急出動件数は９３４９件。このうち心肺停止状態の傷病者は１６３人いた。
平成21年２月には、市立光丘中学校で倒れた女子生徒に、居合わせた教師がＡＥＤを使用して救命した例もある。
■大和市人事
平成23年10月１日付
【次長・参事級】
▽街づくり計画部参事兼渋谷土地区画整理事務所事業管理課長（都市施設部参事兼河川・下水道整備課長）大久保雅弘
【課長級】
▽都市施設部道路安全対策課長（街づくり計画部渋谷土地区画整理事務所事業管理課長）大林雅之、▽都市施設部河川・下水道整備課長（同部道路安全対策課主幹兼道路整備担当係長）上野二三雄 ＝以上・敬称略
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