「八十過ぎても現役」 染色家の真々田(ままた)頌子(ようこ)さん
先月末に鶴間駅近くの画廊喫茶オルセーで開かれた「染・刺繍・人形 展示会」。日本の文化である手仕事の美しさを凝らした作品が数多く並び、連日、来場者で賑わいをみせたこのイベントを発案したのは、南林間に住む染色家・真々田頌子さん(81歳)。
若い頃は、国家公務員として働いていたという真々田さん。出産を機に退職した後、代々木で偶然見かけた染物教室の看板に興味を持ち、その足で入会。もともと手芸などが好きだったこともあり、即座にのめりこんだという。そこで講師の資格を取得すると、市内の学習センターなどで染物教室を主宰。80歳を過ぎた今でも、西鶴間の「カルチャーつるま」で月に2回、染物教室の講師を務めている。遠方に住む生徒のために、自ら軽自動車のハンドルを握り出張授業に出向くこともあるそうだ。
今回の展示会も、同教室の仲間らと一緒に作りあげた。「優秀な生徒さんが多いので、体力の無い私は乗っかっているだけ」と謙遜しながらも、「教わりたいと言う人がいる限りは講師を続け、時々でも面白いものを生み出したい」と話している。問い合わせはカルチャーつるま/【電話】046・262・7631へ。
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