大和版 掲載号:2012年6月22日号
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ツリーガーデン存続問題 市長が廃止を明言 「大きな事故が起きる前に対応」

休日には多くの子ども達が遊びに訪れている
休日には多くの子ども達が遊びに訪れている

 大和市が来年3月いっぱいで廃止の意向を固めている中央林間の遊び場・通称「ツリーガーデン」。一部地域住民が存続を求めているこの遊具について19日、大木市長自らが改めて存続する意思のないことを明言した。

 市議会6月定例会の一般質問で、町田零二議員(1期)と小倉隆夫議員(1期)の質問に答えたもの。

 町田議員は「ツリーガーデンでケガをした子どもが多いことも理解しており、自分が見ても危ないと思うところはある」としながらも、「子どもの遊び場を奪ったのは大人の不寛容さ。禁止ではなく、行政と地域が一緒に安全な遊び場を作る方法を模索していただきたい」と述べた。

 これに対し、大木市長は「残念なことに度重なる事故が起きた。大きな事故が起きる前に対応した」と話し、廃止は安全性を考慮した結果だと答弁した。

 午後に登壇した小倉議員は「ツリーガーデンは『自分の責任で自由に遊ぶ』子どものための遊具。大小17件の事故報告があったと聞いているが、廃止は大人の一方的なエゴで市民はとうてい納得できない」と述べ、廃止の理由、存続の可能性、周辺地域で集められている署名への対応、処分後の跡地利用法を市に質問した。

 答弁に立った大木市長は「度重なる大きなケガが発生し、安全面の確保が困難である。市民から存続を求める声があることも聞き及んでいるが、安全性を考慮すれば行政提案は行わない」と、あらためて廃止を明言した。また、小倉議員から「子どものケガ以外に理由があるのでは」との再質問に対しては、「いつか頚椎(けいつい)損傷など、取り返しのつかない大きな事故が起きないとも言えない。それでも存続しろと言えるでしょうか」と声を荒げる一幕もあった。

 「ツリーガーデン」は2006年に緑野市営住宅跡地(中央林間1丁目)に作られた遊具広場の愛称。ヒマラヤ杉や桜の木をそのまま活用して高さ5mのデッキを作り、間伐材などを再利用した遊具も点在している。当時の大和市が設置費用200万円を負担し、地元住民が管理と運営を行う「大和市協働事業」の一環として設置。30人の地域住民からなる管理運営委員会が安全面に配慮しつつ、運営を続けてきた。市と同委員会の協働事業契約は、来年3月31日まで。跡地の利用方法について市は「今後の課題ととらえている」としている。
 

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