大和市は1日、大規模災害が双方の区域で発生した場合の応急対策や復旧活動について定めた「大和市・我孫子市災害時相互応援協定書」を千葉県我孫子市と取り交わした。大和市役所で行われた締結式に、大木市長と星野順一郎・我孫子市長が出席した。
市は東日本大震災の教訓から、遠方の自治体との応援体制構築に力を入れ、昨年11月に大阪府松原市、今年1月には栃木県足利市と同様の協定を結んでいる。我孫子市が隣接しない県外の自治体と協定を結ぶのは、大和市が初。
協定書には、食糧や飲料水などの提供のほか、被災者を一時収容するために必要な施設の提供、職員の派遣、ボランティアのあっせんなどが盛り込まれている。
大和市は、2011年までに東京都町田市や、横浜市など隣接する7市とも同様の協定を結んでいる。
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