公園内の腰かけを利用したカマドで豚汁を作る地域の人たち。食材はイオン大和店が提供した ＝渋谷1号公園
高座渋谷駅西側の高等町第四自治会（武藤栄一会長・３６０世帯）が２日、渋谷１号公園で防災炊き出し訓練を実施した。
訓練には自治会員のほか消防団12分団員、子ども会、公園愛護会のほか市役所の危機管理課職員ら１５０人が参加。炊き出しに使う食材はイオン大和店（内田宏店長）が提供した。
会場となった渋谷１号公園は２０１０年10月に完成した防災機能を備えた約２千平方メートルの公園。防災トイレが設置できるマンホールやカマドとして使用できる腰掛けなどが設けられている。
この日は公園の機能について学んだあと豚汁の炊き出しを行い、防災トイレを実際に設置して座り心地などを体験。地域住民らが公園内で親交をあたためた。
武藤会長は「自治会として初めての炊き出し訓練でしたが地域の協力を得て実施できた。１号公園は地域の一次避難所なので、交流も含めた炊き出し訓練はとても重要だと考え実施しました」と話していた。
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