地元・中央林間で後援会が結成されたテノールサックス奏者 北嶋 恭子さん 下鶴間在住 31歳
地元に笑顔を届けたい
○…サックス奏者、音楽講師、吹奏楽部の指導者など、音楽家として活動。市内でも『中央林間手作りマルシェ』をはじめ、様々なイベントに出演している。また、中央林間で行われたかるた大会では裏方の役割も担うなど、地域でのボランティア活動もライフワークのひとつ。そんな姿を見た地域の人たちから「若手の有望株を応援しよう」と声があがり、このたび後援会ができた。「照れもあるけど、地元に恩返しする気持ちがさらに強くなりました」と微笑む。
○…パートナーのサックスとの出会いは東海大相模中の吹奏楽部。顧問や先輩に恵まれ、いつしか吹奏楽の魅力を追及するようになった。それでも音楽家としての将来は全く視野になく、大学は数学教師を目指して理学部数学科に進んだ。「音楽は趣味」、そう割り切ったつもりが、思うように音楽活動ができない悩みが日に日に大きくなった。「私、こんなに音楽が好きだったんだ」。そう気付き、昭和音大への編入を決意。音楽家の道を歩むようになった。
○…ジョギングと草むしりが毎朝の日課。騒々しさから離れた地元の自然の中で過ごすのが癒しの時間。「雨が屋根を叩く音、風が葉を揺らす音、そういった音を聞いていると幸せになる」と言う。また、一人でふらっとお酒を飲みにいくことも楽しみの一つ。「お店の人とも自然と仲良くなっちゃって。そこから仕事につながることもあるんですよ」と微苦笑する。
○…どんな活動であっても、いつの間にか役職を与えられてしまうことが多いとか。それは、出演者でも裏方でも、絶対に手を抜かないから。「やるからには周囲の人に絶対に喜んでほしいし、頼んで良かったと言われたい」と笑う。これからの目標は、手の届く範囲の人を笑顔にできるような活動を続けていくこと。「大きな会場で演奏することには、あまり興味がないんです」。屈託のない笑みを浮かべながらそう話した。
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