大和市のコミュニティバス「のろっと」の開通10周年を記念して、車内アナウンスを市内の幼稚園児の声に吹き替えて8月31日から運行している。
「のろっと」は2002年の道路法改正に伴い廃止になったバス路線を補うため、同年10月に誕生した。1日の利用者数は平均881人で、地域の足として活躍している。
アナウンスは公募によって集まった南林間保育園、大和山王幼稚園、松原学園幼稚園、中央林間幼稚園、大和桜ヶ丘幼稚園の5園の園児が参加。南北2ルートのバス停全93カ所を園児一人ひとりが担当した。
吹き替えを記念して、5日と6日に園児と保護者を招き「コミバス内和やか体験乗車会」が実施された。停留所番号15番「札の辻」を担当した大和桜ヶ丘幼稚園の佐藤杏香ちゃん(5歳)は「自分の声が流れてとても緊張した」と照れながら話していた。
市街づくり総務課では、「園児の声によるアナウンスをきっかけに、バスの中での会話や、世代を超えた交流が生まれたらうれしい」と話している。
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