「なでしこ」を市民が祝福 大和駅で表彰式典
大和市は1日、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーとしてロンドン五輪で銀メダル獲得に貢献した、大和市ゆかりの大野忍選手、川澄奈穂美選手、上尾野辺めぐみ選手に対し、特別表彰「ロンドン五輪大和なでしこ賞」を授与した。
当日は表彰式典が大和駅西側プロムナードで開催され、約1万人(市発表)が来場。出席した大野選手、川澄選手に大きな拍手と「おめでとう」の声援が送られた。
両選手には大木市長から、表彰状と記念品などが手渡され、川澄選手が所属していた小学生女子サッカーチーム「林間SCレモンズ」の渡辺由里耶さん(6年)と児玉美菜さん(同4年)が花束を贈呈。お返しに銀メダルを首にかけてもらう一幕もあった。
その後は元なでしこジャパンのゴールキーパーで、現在は市職員の小野寺志保さんによるインタビューも行われ、ロンドンオリンピックで有名選手と一緒に写真を撮った裏話も披露。2人の連携で得点を決めた試合などを解説した。また、決勝戦ではあまりに歓声が大きく、選手同士で会話もできないほどだったと振り返った。
大野選手は「深夜にもかかわらず、パブリックビューイングに大勢の方が来場してくれたと家族から聞いた。本当にありがたく思う」と話し、川澄選手も「メダルの重さを痛感した。今後も大和市の代表として、なでしこリーグで活躍していきたい」と抱負を語った。
大和市では3選手の功績をたたえるため、記念として青銅製の手形3枚を製作。時期は未定ながら、今回の式典を開催した西側プロムナードに設置するとしている。
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