大和市は19日、大規模災害が双方の区域で発生した場合の応急対策や復旧活動に関する応援協定を三重県松阪市と取り交わした。大和市役所で行われた締結式には大木市長と山中光茂松阪市長が出席した。
東日本大震災では、東北・関東地方が広範囲にわたり甚大な被害を受けたため、復旧段階での遠方の自治体による被災地支援が大きな力となった。このことから大和市では、大規模地震などに備え、同じ災害で同時に被災しにくい県外の自治体と応援態勢を構築する必要があると考え、締結する自治体を検討。昨年11月に大阪府松原市、今年1月に栃木県足利市、8月には千葉県我孫子市と協定を結んだ。
協定書には、食糧や飲料水などの提供のほか、被災者を一時収容するために必要な施設の提供、職員の派遣などが盛り込まれている。
山中市長は「この協定で市民の安全・安心につながるところが大きい。今後も協定をきっかけに大和市との結びつきを強くしていきたい」と話していた。
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