(PR)
疲れやすさやだるさ原因不明の体調不良を感じたら 自覚症状が少ない甲状腺 田中内科クリニック 田中啓司院長
実は女性に多い「甲状腺の病」。甲状腺を専門とする「田中内科クリニック」の田中啓司院長に聞いた。
甲状腺はのどぼとけの下にあり、体のエネルギーをどのくらい使うかを制御する役割を担っている器官。
甲状腺の機能が高進する病の代表が「バセドウ病」だ。全身が興奮状態になり、全身の代謝が必要以上に高まるため、動悸、息切れ、汗をかきやすいなどの症状が表れる。逆に機能が低下している場合は『橋本病』の疑いがあるという。衰弱状態になり、食欲低下、無気力などの症状が現れる。 「自覚症状がないため、気付かないことも多い。原因が不明の体調不良が続く場合は検査を」と田中院長。
原発事故と甲状腺腫瘍
福島原発の事故で、放射線『ヨウ素131』による甲状腺腫瘍の心配をしている人が多い。
「チェルノブイリは、内陸部で日常からヨウ素が不足した状態で、より多くの放射線物質を取り込んでしまう現象が要因と考えられます。海が近く海産物をよく食べてヨウ素が十分に足りている日本では、甲状腺に放射線物質を取り込みにくく、甲状腺腫瘍が増加する可能性は低いと考えられている専門家が多いです」と田中院長。
さらにヨウ素131は、甲状腺の検査や治療にも広く用いられている。「発がん性が非常に低いと考えられています。甲状腺腫瘍の発見には、超音波検査が一番優れています。あまり神経質にならないで」と同院。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>